博多織
2023-11-14
博多織
博多織は、
鎌倉時代に中国より伝来し、江戸幕府への「献上品」としても知られる、
780有余年の歴史を持つ織物で、国の伝統的工芸品にも指定されています。
博多織のスタンダードなデザインはこちらです↓
たくさんの経糸(たていと)に、
細い糸を数本合わせた太い緯糸(よこいと)を
力強く打ち込んで作られる絹織物です。
1976年に国の伝統的工芸品に指定されています。
「しなやかでありながら丈夫」なため、
特に着物の「帯」としては国内屈指の評価を集めています。
手織りで一本の帯を制作するには、
一本の幅1mmにも満たない糸を10,000本以上も使い、
期間にして通常で数か月~なかには半年程度かかるものもあります。
制作にまつわる各工程が分業体制で、
どの工程もきわめて精密で
繊細な手の仕事によって支えられています。
弊社では、手織りの博多織の最終工程である「ゆのし」を承っており、
博多織作家さんや手織物をご自身で織られている方からのご依頼も多数あります。
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